WELLSPRING10周年
2017年2月WELLSPRINGはオープン10周年を迎えることができました!
WELLSPRING代表の井川です。
長文になりますが、10年を振り返って書いてみました。
WELLSPRING代表の井川です。
長文になりますが、10年を振り返って書いてみました。
2006年12月、27歳の時に石川県に向けて大阪の実家を出発しました。玄関で見送る母親に3年で成功して帰って来るからと言いました。
10年は覚悟しなさいと言われながら送りだされたことを思い出します。
今思えば3年で成功どころか、10年続けられることがどれだけの意味を持っているか身に染みます。
2007年2月、金沢駅からレンタルサイクルを借りてまっすぐ行った突き当たり、八日市の空テナントで、25坪のインテリアショップWELLSPRINGをオープンしました。
観光でも来たことがない、初めての場所に。
今思えば何であんなことができたのか不思議です。
ベタに絶対金持ちになる。それしか考えていませんでした。
今思えば何であんなことができたのか不思議です。
ベタに絶対金持ちになる。それしか考えていませんでした。
当然そんな奴がうまくいくはずもなく、
オープンして3ヶ月目に資金が尽き、パートでコツコツ貯めたおかんのお金を借りるようになります。
毎月毎月今までの自信満々の自分を粉々にされるような日々に、苦労しているおかんにさらに苦労をさせてしまっている自分に、
無謀な挑戦だったと気付いてしまった自分にへこみすぎて、耐えられなくなって、
誰もいないお店のカウンターの中で泣きながら座り込んでいた時にお客さんが入っていたこともありました。
オープンして3ヶ月目に資金が尽き、パートでコツコツ貯めたおかんのお金を借りるようになります。
毎月毎月今までの自信満々の自分を粉々にされるような日々に、苦労しているおかんにさらに苦労をさせてしまっている自分に、
無謀な挑戦だったと気付いてしまった自分にへこみすぎて、耐えられなくなって、
誰もいないお店のカウンターの中で泣きながら座り込んでいた時にお客さんが入っていたこともありました。
お店がつぶれたら大阪に帰ってこの経験を活かして再就職しようと覚悟をしていた時、家具を買ってくれたお客さんに
「おにいちゃんのとこつぶれないよね?」と言われました。
「つぶれたらメンテナンスどうすんの?」って、その時、俺自分の為にこの店してるなと気付きました。
「つぶれたらメンテナンスどうすんの?」って、その時、俺自分の為にこの店してるなと気付きました。
買ってくれたお客さんの為にも潰れられへん。そんな無責任なことやったらあかんという気持ちが今につながる第一歩だったと思います。
それからお店ってどうあるべきなんかな?
自分も好きな商品でお客さんも好きな物。
こんなサービスどうかな。
もっと信頼されるお店になりたいな。
自分も好きな商品でお客さんも好きな物。
こんなサービスどうかな。
もっと信頼されるお店になりたいな。
ギリギリの毎日を過ごしながら、自分の今できる正しさを精一杯お店作りに注ぎました。
当時のスタッフには最悪の条件で僕の勘違いからスタートした店作りの穴埋め作業に苦労をかけてしまいました。
少しずつ少しずつでしか状況は変わりませんでしたが、一日の仕事が終わることに充実感を覚えるようになってきた頃、
この店をこの場所でスタートした現実と、日々の仕事に向き合えるようになってきました。
少しずつ少しずつでしか状況は変わりませんでしたが、一日の仕事が終わることに充実感を覚えるようになってきた頃、
この店をこの場所でスタートした現実と、日々の仕事に向き合えるようになってきました。
少しずつお店にご来店いただけるお客様も増え、それに合わせるように商品も増え、共に頑張ってくれるスタッフも増えてきました。
昨年、野々市市押野に移転し、これまでの思いを全部詰め込んだお店ができました。
これから先はもう僕だけじゃなく、スタッフ1人1人がWELLSPRINGを作ることになってくると思います。
昨年、野々市市押野に移転し、これまでの思いを全部詰め込んだお店ができました。
これから先はもう僕だけじゃなく、スタッフ1人1人がWELLSPRINGを作ることになってくると思います。
僕が苦しみながら感じたものをスタッフに伝えつつ、こだわりとビジネスの両立を時間がかかっても実現していければいいなと思っています。
10年間全てを完璧にはできなかったですが、出来る限り丁寧にここまできました。
また10年続けられるように、どんな状態になってもいつもお客さんの近くにいるつもりです。
また10年続けられるように、どんな状態になってもいつもお客さんの近くにいるつもりです。
これからもまたWELLSPRINGとスタッフをよろしくお願いします!